こんな悩みを解決します。
NiceHashのサイトにはユーザーのハードウェアごとの収益の平均値をだしているページがあります。
そして、多くのユーザーが利用しているソフトなのでかなり正確なデータでマイニングをしようかと考えている方の参考になるはずです。
目次
NiceHashとは

NiceHash(ナイスハッシュ)とは、パソコンの処理能力を使ってマイニング(採掘)するソフトです。
マイニングは暗号資産(仮想通貨)が安全に運用される為に必要なもので安全性に貢献したお礼として報酬が支払われます。
お使いのコンピュータで一番効率よく採掘できるものを自動選択してくれるのでコンピュータに詳しくない方でもおすすめです。
2017年12月には76億円相当のビットコインが盗まれる事件が発生し、一時は閉鎖しましたがユーザーに返済することを発表し再開しました。
暗号資産取引所にハッキングはつきものですのでサイト内のウォレットに貯めすぎないように注意してください。
Profitability Calculatorの使い方

まず、NiceHashのサイトにアクセスしていただき左上にあるCalculator Profitabilityを押すと上記画面になります。
この画面で下記の場所を入力してください。
- 通貨を選択
- 電気代を入力
- タイプの選択
- ブランドの選択
- デバイス/数の入力
①通貨を選択
Currency、これは通貨のことで様々な国の通貨から選べますがここはJPY-¥(日本円)にしておきましょう。
②電気代を入力
El. costs、これは電気代の事を指していてkWh(キロワットアワー)1時間当たりの電気代を入力してください。
契約内容を確認されるのが面倒な場合は全国家庭電気製品公正取引協議会で定められている1kWhあたり27円を使うといいと思います。
③タイプの選択
上から順にASIC,GPU,CPUとでてくるので順に説明していきます。
ASICとは特定用途向け集積回路でメリットとしては高い演算能力に対して低い消費電力で大きな収益が見込めることです。
デメリットとしては入手がしにくいうえに高価で騒音も大きく他の用途に使用できないことですね。
GPUとはゲームや映像で多く利用されている画像処理に特化した演算装置で大量の単純な計算をするのに優れています。
メリットとしては入手がしやすく様々な暗号資産のマイニングができ、他の用途に使用できることです。
デメリットとしてはASICほどマイニング性能が高くないことですね。
実際にゲーミングPCのGPUを使ってマイニングした記事も書いています。

CPUとは中央演算処理装置でPCの脳といわれる存在であり、パソコンには必ず搭載されています。
メリットとしては入手のしやすさ、他の用途で使えるということです。
デメリットとしてはCPUに適したわずかな暗号資産しかマイニングできないのとマイニング性能が低いことです。
マイニングハードウェアごとの比較表
タイプ(ハード) | マイニング性能 | 対応している暗号資産 | 入手のしやすさ |
ASIC | 高い | 高い性能が求められる資産など | 困難 |
GPU | 普通 | 幅広く対応している | 容易 |
CPU | 低い | CPUに適した一部の資産のみ | 容易 |
④ブランドの選択
CPU→IntelかAMD
GPU→NVIDIAかAMD
ご自身のお使いのブランドを選択してください。
⑤デバイス/数の入力
デバイス名と数を入力してください。
結果の確認


私が持っているGPUのGTX1070を入力してみました。
1日あたり約63円の利益がでて電気代を差し引くと26円ほどの赤字になっています。
1日、1週間と1年の結果を見ることが可能です。
比較もできる


中央の右側にCOMPARISONという項目があるのでそこをクリックしていただくと上記画面になると思います。
さきほど説明した通りに入力していただけると左右で別々のデバイスを比較できます。
Profitability Calculatorの使い方まとめ


Profitability Calculatorを使うと実際にマイニングすることなく正確なデータを見ることができます。
ログインなしで利用できるのですぐに活用しましょう。