- 見積もりで設置できないと言われた
- ドラム式洗濯機欲しいけど設置できるか心配
- 一人暮らしで住むような賃貸の物件でもいけるの?
こんな悩みを解決します。
「自分は狭い物件に住んでいるからドラム式洗濯機は導入できない!」とあきらめていませんか。
現代の三種の神器といわれているほど、時短家電で人気を博している乾燥機能付きドラム式洗濯機。
ドラム式洗濯機の導入前、障壁になるものが搬入と設置です。
実際に私も搬入まではいけましたが、設置のところで取り付ける際に洗濯機本体が蛇口に接触してしまうので設置不可との事でした。
設置できない理由も様々ですが、私が設置する為におこなった事は洗濯機の変更・業者の変更の2つです。
今回は実例を交えながら「ドラム式洗濯機が搬入/設置できない理由」とその対策を解説します。
目次
ドラム式洗濯機が搬入/設置できない理由
ドラム式洗濯機を搬入、設置できない理由をいくつか紹介します。
ドア幅が足りない
ここでは玄関のドア、洗面所のドア等、洗濯機設置場所までに通過しないといけないドア全てを指しています。
一般的に本体の寸法+10cmの幅を求められています。(本体が60cmの場合+10cmで、70cmが必要)
私の場合は、本体が60cmに対して、ドア幅が66cmで+6cm程しかありませんでしたが何事もなく通過しました。
防水パンの幅が足りない
防水パン(防水フロアー)とは、水漏れした際に床に広がるのを防ぎ、そのまま排水口に流してくれる台です。
通常の防水パンは外寸64cm×64cmと言われています。
大体このサイズが設置されていることが多いので、洗濯機もこの大きさに収まるものが多いです。
防水パンに入らない場合は、防水パンの変更orかさ上げ台を使いましょう。
洗濯水栓(蛇口)の位置が低い
ドラム式洗濯機の設置で一番と言っていいほど突き当たる問題が、洗濯水栓の位置が低く設置できないことです。
洗濯水栓は洗濯機本体の高さから+10cm以上の高さがないと、取り付けを断られることがあります。
ドラム式洗濯機は年々、高さが高くなる事が続いており、新しい物件ではそれに合わせて洗濯水栓が高めに設置される事が多いです。
古い物件は、ほぼそのまま設置できないと考えたほうが良いでしょう。
対策としては、「壁ピタ水栓に交換」か「配管の位置を移動(工事)」が考えられます。
壁ピタ水栓の場合は、自分で交換することもできますが、水漏れのリスクがあるので業者に依頼することをおすすめします。
排水ホースを通すスペースがない
洗濯機の横に排水口が出ていれば関係ありませんが、真下にある場合、洗濯機の下に排水ホースを通さないといけません。
真下にある場合は、排水エルボと足台が必要で、防水パンに足台がある場合はそのままで大丈夫です。
足台がない場合は、かさ上げ台の「ふんばるマン」か「洗濯機用防振ゴム」の購入が必要になります。
壁面の奥行が足りない
洗濯機のドアを開くために壁からのスペースの確保が必要です。
Panasonicのレギュラードラムだと、壁面から115cmあれば問題ありません。
設置できなかった実例
私は築年数が浅めの1Kの集合住宅に住んでおり、ドラム式洗濯機は問題なく設置できると思っていました。
そして、ずっと目をつけていたシャープの高性能ドラム式洗濯機が、セールで安くなっていたのでAmazonで購入。
あとは配送されて、設置するのを待つだけと思っていましたが、見積もりでこんな事を言われました。
とこんな感じで撃沈。
設置してもらう事ができなかったのでそのまま持ち帰っていただき、Amazonでキャンセルしました。
家電量販店に見積もり依頼して設置を試みる
縦型洗濯機と乾燥機の組み合わせにしようか悩みましたが、あきらめきれずに家電量販店に直行。
購入するドラム式洗濯機を小さめのモデルに変更して、見積もり依頼をすることにしました。
メジャーで計測後…
このように業者によって判断基準に大きく差があります。
家電量販店の業者さんの方がギリギリまで対応してくれている感じがしました。
無事に設置完了
無事、1Kの集合住宅でも乾燥機能付きドラム式洗濯機を設置することができました。
洗濯からそのまま乾燥までしてくれるので、取り出して干すという作業がなくなりQOL(生活の質)が各段に上がりました。
↑こちらが購入したPanasonicのドラム式洗濯機、ヒートポンプ式で衣服を傷めず、手をだしやすい価格なのでおすすめです。
搬入/設置を断られてもあきらめないで
- ドア幅が足りない→自力or小さいものに変える
- 防水パンの幅が足りない→防水パンを交換するor使わない
- 洗濯水栓の位置が低い→壁ピタ水栓に交換or配管の位置を移動
- 排水ホースを通すスペースがない→かさ上げ台を使う
ドラム式洗濯機欲しいけど、アパートやマンションの狭い物件に住んでいるからって、あきらめている方も多いと思います。
ですが、1度設置不可と断られても別のところで買うことで業者さんが変わり、設置してもらうことができたのであきらめかけている方も上記の対策を参考に試してみてください。