- ウルトラワイドモニターって何?
- ウルトラワイドモニターのメリット・デメリットを教えて
その悩みを解決します。
動画編集や映画鑑賞、ゲーム等で便利なウルトラワイドモニター。
ウルトラワイドモニター(21:9)と一般的なワイドモニター(16:9)を交互に使用して気づいたウルトラワイドモニターのメリット・デメリットを紹介していきます。
目次
ウルトラワイドモニターとは
ウルトラワイドモニターとは、通常のモニターよりも”横幅が広い“モニターの事。
ほとんどのウルトラワイドモニターはアスペクト比21:9です。
最近ではアスペクト比32:9のモデルまでもがでてきており、LGを筆頭にじわじわとラインナップが増えています。
ウルトラワイドモニターのメリット
横幅が通常のモニターよりも広い事で以下の利点があります。
- 映画鑑賞に最適
- 作業効率アップ
- ゲームの視界が広がる
順に解説していきます。
映画鑑賞に最適
ワイドモニターで映画を視聴すると作品によっては上下に黒帯が入ることがあったりしますよね。
ウルトラワイドモニターではハリウッド映画で多く採用されているシネスコサイズに近いアスペクト比なので全画面で映画を楽しむ事ができます。
シネマスコープ
横縦比は2.35:1(12:5)。アナモルフィックレンズを使用して左右を圧縮し1.37:1の横縦比でフィルムに記録し、上映時には左右を復元して横長の画像を得る。
光学サウンドトラックは省略されていたために2.66:1の縦横比となった後、光学サウンドトラックが追加され、縦横比が2.35:1に変更された。
作業効率アップ
ウルトラワイドモニターの表示領域はSXGAモニター2枚分(少し古いモニター)なので複数のウィンドウを左右に並べて作業する事ができます。
デュアルディスプレイでも同じ事ができますが、モニターを隣に合わせるのでどうしても継ぎ目が気になる事もあるので考えものです。
ウルトラワイドモニターは画面1枚ですので継ぎ目を気にせずに作業できますよ。
ゲームの視界が広がる
上の画像のようににゲームの視界が広がり没入感がアップします。
本来見えない部分まで表示されるのでアクションゲーム(ACT)やレースゲーム(RCG)には持って来いです。
古いゲームだと対応していない事が多いですが、人気がある新しい作品のゲームはほぼ全て対応しています。
ウルトラワイドモニターのデメリット
こんなに便利なウルトラワイドモニターですが欠点もあります。
- 対応していないコンテンツがある
- 場所をとる
- 価格が高い
順に説明します。
対応していないコンテンツがある
映画だと以下の2点が挙げられます。
- そもそも作品がシネスコサイズではない
- 再生ソフトまたは動画ストリーミングサービスが対応していない
作品がそもそも対応していないのは仕方がないとしてソフト側の問題でシネスコサイズの映画なのに上下左右に黒帯が入るのは嫌ですよね。
オモロダイブさんの記事に解決方法がくわしく書かれています↓
【大迫力】21:9のウルトラワイドモニタで動画を画面いっぱいで楽しもう!|オモロダイブ
私が確認した有料サービスだとNetflixとHuluで問題なく拡大再生できました。
場所をとる
モニターの画面が大きいのでもちろん場所をとります。
おおよそワイドモニターの1.5倍ぐらいの場所を確保できていれば問題ありません。
価格が高い
大きいのと取り扱ってるメーカーが少ないのがあって価格はやや高めです。
ですが、モニターを2枚買うよりも安いですし、昔と比べてモニターの横幅は徐々に伸びてきているのでもしかしたら近い未来21:9比率が主流になる日が来るかもしれません。
その頃には多くのメーカーが参入していると思うので価格が安くなっていると思います。
まとめ
ウルトラワイドモニターをしばらく使ってワイドモニターに変えてた時期は不便で仕方がありませんでした。
ですが便利な反面、不便な所もあるのでこの記事を参考に検討して頂けると幸いです。
- ブログ・動画編集をしている方
- 投入感のあるゲームを体験したい方
- 画面いっぱい映画を観たい方